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<<   作成日時 : 2008/09/05 02:27   >>

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私が入っているMLからの嬉しいお知らせをご紹介
(長いので適当に読み飛ばして下さいな)

それにしても素晴らしい!人吉市田中市長!
豊○や豊○や新○の困った首長さん達も見習って欲しいものです。

さあどう出る?熊本県知事!!

ダムに汚い水を溜めるより、森にきれいな水を溜めるほうが
絶対素晴らしいですよね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
人吉市長がダム計画の白紙撤回を表明 (2008年9月2日 12:00 現在)
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003200809021200430111
川辺川ダムの建設の是非をめぐって判断が注目されていた
人吉市の田中市長は、きょう「計画そのものを白紙撤回」と
ダム建設反対の考えを明らかにしました。
人吉市の田中信孝市長は「従前の計画から
利水事業と電源開発が離脱した今、当初の計画である
治水対策のみにその目的が限られてきた以上、計画その
ものを白紙撤回し、河川法に則り、地域住民の意見がよく
反映された治水対策を講じるべきではないかと思量いたし
ております」ときょうから始まった市議会の本会議で述べました。
きょうの田中人吉市長の「ダム建設白紙撤回」との表明で、
今月11日に開会する9月県議会で、ダムの是非を表明する
蒲島知事が判断材料とする流域市町村長の意見は
すべて出揃ったことになります。


川辺川ダム人吉市長は白紙撤回 (2008年9月2日 15:55 現在)
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003200809021555130111
川辺川ダムの建設の是非をめぐって判断が注目されていた
人吉市の田中市長は、きょう「環境面からダム建設は
自然環境悪化の一因にもつながりかねない」と
現在の川辺川ダム建設に反対する立場を表明しました。
加えて、経済観光面からみてもダムによる水質汚濁で
球磨川下りやラフティングにも大きな影響を与えると述べました。
当面の河川整備にはこれまで通り河床に溜まった土砂を
可能な限り撤去し護岸の基礎強化、家屋のかさ上げ
河川改修などで対処していきたいとしています。
これで蒲島知事が判断材料とする流域市町村の意見は
すべて出揃ったことになります。


人吉市長が表明 ダム計画「白紙撤回を」
http://www.kab.co.jp/db/asp/kabnews/KabNews.asp?src_month=9&src_day=2&id=2
注目の意見表明は、建設計画の「白紙撤回」でした。
人吉市の田中信孝市長は、1日はじまった市議会の冒頭で、
川辺川ダムの建設について、「計画そのものを白紙撤回し、
河川法により、地域住民の意見が良く反映された治水対策
を講じるべきと思料しております。」と表明しました。
田中市長は、川辺川ダムについて、自然災害からの完全な
防災は達成できるものではなく、様々な防災策を組み合わ
せる「減災」が大切ではないかと話し、ダム建設による経済
効果を否定はしないが、自然を生かした経済政策を行った方
が効果が優るとしました。その上で、ダムの目的が治水対策
のみに限られてきた以上、ダム建設計画については白紙撤回
し住民の意見が反映された新たな治水対策をとるべきとの
意見を表明しました。また、今後の治水対策については、
当面、川床の土砂撤去や浸水被害がある地域に排水施設を
整備することなどを国や県に求めています。田中市長は会見で、
最も重視したのは「民意」であると話し、現在の計画に対して
白紙撤回というのが自らの意見で、新たな治水対策に
ついては、国土交通省が提示することとして、穴あきダム案に
ついても今後、地元住民に説明が必要であると話しました。


人吉市長、川辺川ダム白紙撤回へ
http://www.kkt.jp/news/index1.html
人吉市の田中信孝市長はきょう川辺川ダム建設について、
「計画そのも のを白紙撤回し河川法にのっとり、地域住民の
意見がよく反映された治水対策を講じるべきではないか」と
述べ、その理由として、「ダム建設による経済効果を否定する
ものではないが、人吉球磨の自然を活かしきった経済施策に
よる恒久的効果のほうが勝ると考えている」また、ダムによる
治水対策への根強い抵抗感が、市民にあることなどをあげた。


ダム)人吉市長「白紙撤回を」
http://www.nhk.or.jp/kumamoto/lnews/04.html
川辺川ダムの建設計画について、人吉市の田中信孝市長は、
「住民の多 くが否定的であり、計画を白紙撤回し、
住民の意見が反映された治水対策を講じるべき」と述べました。
人吉市の田中信孝市長は、これまでダム計画への賛否を
保留していましたが、蒲島知事が今月11日からの県議会で
判断を示すのを前に、2日開会した市議会で態度を明らかに
しました。田中市長は「市が開いた公聴会などの結果では
ダムによる治水対策に疑問を持つ住民が多い」としたうえで
「予想を超える大雨に川辺川ダムは応えることができるのか」
と述べ、ダムの治水効果に疑問を示しました。
その上で「住民の多くがダムに否定的である以上、
勇気を持って考え直さなければならない。
ダム計画を白紙撤回し、地域住民の意見が反映された
治水対策を講じるべきではないか」と述べ
ダム計画の撤回を求めました。
人吉市を襲った水害がきっかけとなった
川辺川ダム計画の撤回を地元の市長が求めたことは、
蒲島知事の判断にも影響を与えるものと見られます。


川辺川ダム建設に田中人吉市長「白紙撤回すべき」と表明
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=15617&mod=3000
川辺川ダム建設について就任以来、中立の立場をとってきた
人吉市の田中市長が今日の議会で「白紙撤回すべき」と
ダム建設反対を表明しました。
田中市長は「当初の計画である治水対策のみにその目的が
限られてきた以上、計画そのものを白紙撤回し、河川法により、
地域住民の意見がよく反映された治水対策を講じるべきでは
ないかと思慮(しりょ)いたしております」と話しました。
田中市長は去年4月の就任以来、一貫して中立の立場を
とってきました。
そして今日、議会でダム建設反対の立場を表明。
その理由として「ダム建設は球磨川水系全体の水質汚濁と
ともに自然環境悪化の一因につながりかねないこと」などを
あげました。
一方、蒲島知事は今月11日開会の9月県議会で
ダム建設の是非について表明するとしています。


川辺川ダム 田中人吉市長がダム「白紙撤回すべき」
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=15622&mod=3000
人吉市議会が今日開会し、川辺川ダム建設について就任以来、
中立の立場をとってきた人吉市の田中市長が「白紙撤回すべき」
と表明しました。
田中市長は自然環境への影響や地域づくりなどダム建設に
かかわるあらゆる面で否定的な見解を示しました。
建設予定地の反対表明に続き、治水の最大受益地の首長の
白紙撤回はダムの行方に大きく影響しそうです。
田中市長は去年4月の就任以来、一貫して中立の立場を
とってきました。
田中市長は議会の施政方針演説で現行のダム建設計画に
ついて「計画そのものを白紙撤回し河川法にのっとり、
地域住民の意見がよく反映された治水対策を講じるべきで
はないか」と事実上の反対を表明。
「市民の意見を重んじた」と説明しました。
また田中市長は「水害関係者がダムによる治水の危険性を訴え
市民の多くがダムに否定的である以上、このダムによる
治水対策が果たして適切かどうか」とも述べました。
このほか「ダム建設が球磨川水系全体の水質汚濁とともに、
自然環境悪化の一因につながりかねないこと」
「自然を生かした経済施策の方がダムがもたらす経済効果に
優ること」などを白紙撤回の理由として挙げました。
議会終了後の会見で田中市長は「国土交通省には今後、
環境や人にやさしい治水施設、治水対策を求める」と話し、
国交省が提示した穴あきダムについては
「科学的検証がなされておらず、これから説明を求める」
と含みを残しました。またダム建設促進協議会については
「脱会は考えていない」と話し、今後は協議会で
別の治水対策を提案していくとしました。


国のダム計画に地元市長が建設反対表明 熊本県人吉市
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080902/env0809021227002-n1.htm
 国が計画中の川辺川ダム(熊本県)建設について、
ダムによる治水の
恩恵が最も大きいとされる同県人吉市の田中信孝市長は
2日の市議会で「流域住民はダムに否定的。
ダム計画を白紙撤回すべきだ」と述べ、建設反対の意向を
初めて示した。
田中市長は昨年4月、推進派の前市長に代わりダム建設に
「中立」の立場で当選、これまで賛否を明らかにしていなか
った。 川辺川ダムは地元住民の反対などで、計画発表から
40年以上がたった今も本体工事が始まっていない。
同県の蒲島郁夫知事は、地元の意見などを参考に9月県議
会でダム建設の賛否を表明するとしている。
 田中市長は「想像を超える大量降雨にダムは対応できる
のか」と疑問を呈した上で、ダム建設による直接的な経済
効果より「自然を生かした(観光推進などの)経済施策の方が
勝る」と強調した。


熊本・川辺川ダム:人吉市長が「反対」 治水上の最大受益地
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20080902ddg001010002000c.html
 熊本県相良村に計画されている川辺川ダムの治水上の
最大受益地となる同県人吉市の田中信孝市長は、
2日開会した9月定例市議会の施政方針で
「計画を白紙撤回し、地域住民の意見がよく反映された
治水対策を講じるべきだ」と述べ、建設に反対の見解を
示した。蒲島郁夫知事が11日開会の県議会で建設の
是非を表明するが、予定地の相良村長と最大受益地の
市長が共に反対を表明する異例の事態となった。
 田中市長は「5月の公聴会で発言者の87%が反対
するなど多くの市民にダム建設への根強い抵抗感が
ある」と住民の声を代弁。
さらに「地球環境の変化による想定規模以上の大量降雨に、
治水ダムは応えることができるのか」と疑問を呈した。
 また、ダムによる水質悪化などの環境変化が、
球磨川下りなどの観光資源や、クマタカなどの希少生物に
与える悪影響にも言及。「ダムによる治水対策が適切か
考え直さなければならない時期に来ている」などと述べた。
そのうえで、河川管理者の国土交通省や熊本県に
堆積(たいせき)土砂の除去▽内水排水施設と堤防の
整備▽家屋や道路、橋のかさ上げ−−などの早急な
対策を求めた。
 国土交通省は先月、県に対して建設の一案として
「穴あき(流水)ダム」を提示した。
田中市長は「環境や経済的側面に照らして、どのような
治水対策となるのか、よくよく説明責任を果たしてほしい」
と求めた。
 田中市長は昨年4月の市長選で、ダム建設に「中立」の
立場で当選した。
市長の意見表明について、蒲島知事は2日、「治水の影響が
とても大きい地域のトップとして熟慮され、悩まれた末の判断
だと思う。
深く受け止め自分の判断を下したい」と述べた。【高橋克哉】


川辺川ダム、人吉市長が撤回要求「市民の多く否定的」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080902-OYS1T00510.htm
 国土交通省が熊本県相良村に計画する川辺川ダム
建設計画について、流域にあたる同県人吉市の田中信孝
市長は2日の市議会で、「ダムは自然環境悪化につながり
かねず、市民の多くが否定的だ」と述べ、計画の白紙撤回を
国に求める見解を表明した。
 蒲島郁夫知事は「治水に影響が大きい地域のトップの
考えとして、重く受け止めているが、様々な意見を総合的に
判断したい」と述べ、県議会初日の11日に賛否を表明する
ことを明らかにした。
多くの流域首長は推進の意思を示しているが、
建設予定地の相良村長に続いて計画に否定的な見解が
示されたことで、知事の判断に影響を与えそうだ。
 同ダム計画で、人吉市は治水上の受益地となる。
田中市長は市議会の施政方針演説で、「集中豪雨が増えて
おり、想定を超えた洪水が起きた場合、ダムがあると逆に
危険性が増す恐れがある。
何より水害に遭った市民がダムの危険性を訴えている」と
述べた。
 そのうえで、「治水対策のみにダム目的が限られている以上、
計画そのものを白紙撤回し、住民の意見がよく反映された
治水対策を講じるべきだ。
環境や人に優しい治水施設・対策を望む」と求めた。


川辺川ダム 人吉市長が反対表明 国に白紙撤回求める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000019-nnp-l43
 国が熊本県相良村に建設を予定する川辺川ダム計画に
ついて、同県人吉市の田中信孝市長は2日開会した9月
市議会で「計画を白紙撤回し、地域住民の意見がよく反映
された治水対策を講じるべきだ」としてダム建設に反対の
意向を表明した。
 同計画をめぐっては建設予定地の相良村長が既に反対を表明。
ダム建設の影響を最も受ける人吉市の首長も計画に反対した
ことは、11日開会の県議会で賛否表明する蒲島郁夫知事の
決断に大きな影響を与えそうだ。
 田中市長は議会の冒頭、約30分間、川辺川ダムへの見解を
述べた。この中で、市長は5月に行った「市民の意見を聴く会」や
地元紙の世論調査で6‐8割の市民がダムに否定的な意見を
述べたことを紹介して「ダムによる治水対策は多くの市民に
根強い抵抗感がある」と指摘。ダムによる球磨川水系全体の
水質汚濁や自然環境悪化への懸念を示した。
さらに近年多発するゲリラ豪雨にも触れ「予想をはるかに超えた
大量豪雨に、果たして現在の治水ダムで対応できるのか」と
疑問を投げかけ、護岸の強化や家屋のかさ上げのほか、
植林の治水効果などを強調し
「人吉球磨の自然を生かしきった経済施策の方が勝る」とした。
 最後に「計画発表から42年。水害という被害よりも、ダム建設を
めぐり、仲良く暮らした住民同士が賛成反対に回り、対立で生まれ
た不信感の方が重大な地域被害」と訴え、国に計画の再考を強く
迫った。
 田中市長は昨年4月に初当選し、これまで川辺川ダム計画に
「中立」の立場を通していた。


熊本・川辺川ダムに人吉市長「反対」 知事判断に影響か
http://www.asahi.com/politics/update/0902/SEB200809020003.html
 国土交通省が熊本県相良村に建設を予定する川辺川ダム
計画について、建設予定地の相良村に隣接する人吉市の
田中信孝市長は2日、「市民の多くがダムに否定的。計画を
白紙撤回し、住民の意見が反映された治水対策を講じるべきだ」
と述べ、07年4月の初当選以来初めて、実質上の反対を表明した。
2日開会した市議会9月定例会の冒頭で明らかにした。
今月11日開会の県議会でダムへの賛否を表明する予定の
蒲島郁夫知事の判断にも影響を与えそうだ。
 田中市長は「ダム建設の経済効果を否定はしないが、自然を
生かした経済施策のほうが勝る」などと語った。ただ、議会後の
記者会見では「貯水式ダムは白紙撤回を求める。流水式ダム
(洪水時のみ水をためる穴あきダム)は現状では判断できない」
と含みを残した。
 人吉市の福永浩介前市長は流域市町村でダム推進の
中心的存在だったが、引退表明後に収賄事件で逮捕・起訴された。
田中市長は07年4月の統一地方選では
「賛成、反対などさまざまな意見を聞きたい」と「中立」を掲げ初当選。
今年3月の知事選で初当選した蒲島知事が
9月に態度を表明すると公約したため、
「その前に見解を伝えたい」と話していた。

川辺川を含む球磨川流域の関係12市町村長は大半が推進派
だが、ダム建設予定地・相良村の徳田正臣村長が8月29日に
「現時点では容認しがたい」と表明したほか、賛否を保留する
首長もいる。(中村幸基)
     ◇
 蒲島知事は2日、人吉市長の態度表明について「ダムの影響を
大きく受ける地域のトップの考えとして、深く受け止めている」と
話した。


ダム計画白紙撤回を 人吉市長が表明
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20080902005.shtml
 人吉市の田中信孝市長は二日、定例市議会本会議の冒頭、
国土交通省の川辺川ダム計画について「計画そのものを
白紙撤回すべき」と表明した。
同ダムによる治水の最大受益地である人吉市の市長として初めて、
ダム計画を認めない立場を鮮明にした。
 ダム本体建設予定地を抱える相良村の徳田正臣村長も八月末、
「ダムは容認しがたい」との見解を表明。
相次ぐ流域首長のダム否定発言は、蒲島郁夫知事が十一日に示す
同ダムの是非判断に大きな影響を与えそうだ。
 提案理由説明に先立ち、田中市長は、「昭和四十年の水害体験
者の多くは市房ダムの放流が重なり被害が起きたと、ダムによる
治水に大変な危ぐを抱いている」と強調。熊本日日新聞の世論調
査や市の公聴会の結果などを列挙して、「ダムに疑問を持つ市民の
方が多い」と結論づけた。
 一昨年の鹿児島県川内川の大洪水を例に、
「想定以上の降雨量の時の洪水にダムは対応できないとすれば、
かえって危険になる」と指摘。「自然災害を減災するという考えで、
さまざまな防災策を組み合わせて講じることが大切」とした。
 環境面では「ダム建設は球磨川水系全体の水質汚濁、
自然環境悪化の一因になりかねない」と憂慮。
 球磨川下りやラフティングなど観光面への影響にも懸念を示し、
「ダムによる経済効果よりも、人吉球磨の自然を生かした
経済施策による恒久的な効果のほうが優る」と述べた。
 ダムに代わる当面の治水対策として、河床の土砂撤去や
堤防整備、護岸強化などを求めた。
 同省が八月に初提示した流水型(穴あき)ダムについては、
同省に説明責任を果たすよう求め、
「流域住民の理解と受容が必要」とした。
 田中市長は昨年四月、推進派の福永浩介前市長の退陣を受けた
市長選で当選。ダムには「中立」の立場だった。(川崎浩平)



傍聴席、市民で埋まる 人吉市議会
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20080902007.shtml
 二日開会の人吉市議会九月定例会。田中信孝市長が
川辺川ダム計画への見解を表明するとあって、
議場の一般傍聴席二十四席は開会三十分前の午前九時半には
満席に。入りきれない市民約四十人は、モニターを設置した
別室での傍聴となるなど、議場内外は市民らの熱気に包まれた。
 開会直後、市長が読み上げる原稿が資料として、
傍聴席や別室でも配られると、市民らはページをめくり、
食い入るように目を走らせる。
 登壇した田中市長は一度、正面をまっすぐ見据えた後、
こわばった表情で自らの原稿を読み上げ始めた。
「球磨川流域の住民はダムによる治水に否定的だ」
「勇気を持って考え直さなければならないと自問自答してきた」。
議場に緊張感を帯びた田中市長の声が響く。
 そして、六ページ目。誰もがかたずをのんで見守る中、
見解の核心部分が読み上げられる。
「よって、計画そのものを白紙撤回し…」。その瞬間、
傍聴席から「よし」という小さな声が上がり、
別室では建設反対派の市民から拍手が起こった。
 人吉市願成寺町の元教諭、上田精一さん(71)は
「客観的データを駆使した、とても格調の高い見解だった。
推進の立場の人も含め、多くの市民が納得できるのではないか」
と評価した。
 ダム反対の同市赤池水無町の農業、赤池典昭さん(59)は
「推進と予想していたので、うれしかった。賛否両論ある中で、
かなり苦慮されたと思う」と話した。(本田清悟、中村勝洋)



「現計画は“白紙撤回”を」 民意反映の治水対策に 
田中市長が表明 川辺川ダム事業
http://www.hitoyoshi-press.com/local/index.php
 人吉市の田中信孝市長は、2日開会した市議会定例会で
川辺川ダム事業に関する「一定の見解」を表明。
従来の貯留型ダムによる環境、経済、観光への悪影響を憂慮し、
計画を“白紙撤回”して民意を反映した治水対策
を求める事実上、反対の考えを示した。
 ダムをめぐっては、ダム建設予定地の相良村の
徳田正臣村長が先月29日に「現時点では容認しがたい」と
反対の意思を示しており、今回の田中市長の表明を受けて、
蒲島郁夫県知事がどう判断を下すか注目される。
 定例会は午前10時に開会。36席ある傍聴席は、
報道陣と田中市長の表明を聞こうという市民や
市民団体関係者で満席。
 議員や傍聴者が見守る中、田中市長は
「川辺川ダム建設計画にかかわる私の見解を申し述べさせ
ていただく」と切り出し、ダムをめぐる世論調査結果を挙げ、
「市ではダムに治水対策に疑問を持つ方が多い」。
ダムについては
「自然環境悪化の一因にもつながりかねないと憂慮する」
「想定規模以上の降雨量の洪水にダムが対応できない
としたならば、かえって生命財産を守ることができない
危険なものになるのではと心配する」
とデメリット面を指摘。
 経済・観光面への影響として「ダムによるさらなる水質
汚濁や環境の変化は、球磨川下りやラフティングにも多大
な影響がもたらされる」と懸念し、「ダムが地域経済へもた
らす効果という観点から考えても否定はしないが、人吉球磨
の自然を生かしきった経済施策による恒久的な効果の方が
優るのでは」。
 これらを踏まえて「市民の多くが、ダムに否定的である以上、
ダムによる治水対策が果たして適切かどうか勇気を持って
考え直さなくてはならない時期に来ているのでは」
「従前の計画から利水と発電が離脱した今、当初の計画であ
る治水対策のみに目的が限られてきた以上、計画そのものを
白紙撤回し、河川法に則り、地域住民の意見がよく反映された
治水対策を講じるべきでは」などとダム計画の見直しを主張。
 これから河川整備計画を策定する国土交通省へは、
当面の河川整備として河床にたまった土砂の撤去、
浸水被害地域では内水排除施設、堤防未整備カ所の解消、
家屋や道路の嵩(かさ)上げ、小川の河川改修などを挙げ、
「どのような治水対策が提案されようとも流域住民の民意を
大切にする姿勢を」「環境や人に優しい治水施設と対策を」
などと求めた。
 また、ダムにより移転を余儀なくされた五木村と相良村に
ついては「村づくりに最大限のご協力をさせていただきたい」
とし、ダムをめぐって住民間に対立や不信感、人間関係の
希薄化を生んだことが「重大な地域被害」などと述べた。
 田中市長は、川辺川ダム建設に関しては「中立」の立場を
主張し、昨年4月の統一選で当選。平成20年度中に「賛成、
反対、よく分からないという人の意見を聞いて判断し、議会で
表明する」と説明していた。
 そうした中、同じ中立を主張して3月に当選した蒲島知事が、
9月にダムの是非について判断を下すとの方針を受けて、
「その前に地元の意見をまとめておく必要がある。8月にも
一定の見解を出したい」として、5月にはダムについて市民の
声を把握するために公聴会を実施していた。


ダム)知事「11日に表明」
http://www.nhk.or.jp/kumamoto/lnews/05.html
人吉市の田中市長が川辺川ダム建設の白紙撤回を求めた
ことについて蒲島知事は「ダムによる治水の影響が大きい
地域のトップの考えとして深く受け止める」と述べました。
そのうえでダム計画について、「総合的に判断し、自分の
決断を下したい」と述べました。また表明する時期について
蒲島知事は「県議会の冒頭にさせて欲しい」と述べ、
今月11日に開会する県議会の初日に表明する考えを
初めて明らかにしました。

川辺川ダム建設の是非 蒲島知事は11日に表明へ
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=15621&mod=3000
田中人吉市長の川辺川ダムへの態度表明に対して、
蒲島知事は「深く受け止めて自分の判断も下したい」と述べ、
自身の表明のタイミングについて は11日の県議会初日を
予定していることを明らかにしました。蒲島知事は田中市長の
態度表明を受けて、記者たちの質問に答え、これまで通り
「様々な方の意見を踏まえて総合的に判断したい」とした上で
「他の流域の方々もいるし、様々な判断が分かれているところ
だが、今日の人吉市長の判断を深く受け止めて自分も決断し
たい」と述べました。さらに9月県議会で表明するとしていた
自身の態度表明については、議会初日の11日とする意向を
初めて明らかにしました。


知事、ダム建設の判断 11日に表明
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20080902006.shtml
 川辺川ダム計画の最大受益地である人吉市の田中信孝
市長が同計画の白紙撤回を求める見解を明らかにしたのを
受け、蒲島郁夫知事は二日午前、「人吉市のトップの判断と
して深く受け止める」と述べた。
ダム建設の是非に関する自らの判断は、九月定例県議会が
開会する十一日の本会議冒頭に表明するとした。
 知事は市長の見解に対し、「有識者会議で論議されたとおり、
人吉市がダムの影響をとても大きく受けると理解している。
そういう意味で、発言内容を真摯[しんし]に読んで熟慮する」と
述べた。
 球磨川流域の他の市町村長にはダム推進意見も根強いこと
から、「五日に聴く県議会の意見などさまざまな意見を踏まえ、
総合的に判断する。十一日まで悩みに悩むと思う」と語った。
(小多崇)
●知事判断見守る 谷垣禎一国土交通相の話
 人吉市長の発言が仮にダム建設に慎重な意見だとしても、
一方で治水が必要だという意見もある。
今月中に熊本県知事の判断が出るので、それを見守りたい。

ダム賛否の知事表明を注視 国交省事務次官
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20080902002.shtml
 国土交通省の春田謙事務次官は一日の定例会見で、
川辺川ダム予定地の徳田正臣相良村長のダム反対表明に
対する評価を避け、九月県議会での蒲島郁夫知事の賛否
表明を最も注視する考えを示した。
 ダム問題では知事判断を控え、二日には田中信孝人吉
市長が見解を表明する。県による流域首長の聴取、県の
有識者会議の報告書提出なども続いている。春田次官は
「さまざまな意見が出ている。それらを踏まえて知事がどう
判断されるかを見守りたい」と述べた。
 徳田村長の判断に対しては「個別のことにコメントは申し
上げない」とした。
 河川法は河川整備計画策定段階で、国が流域の知事に
意見聴取するよう定めている。(清田秀孝)


ダム必要発言の八代市長に抗議 「市民の会」
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20080902003.shtml
 川辺川ダムの是非を判断する蒲島郁夫知事に
「ダムは必要」との意見を述べた八代市の坂田孝志市長に
対し、「美しい球磨川を守る市民の会」は一日、治水への
不安をあおる発言だと抗議した。
 出水晃代表らが市役所を訪れ、抗議文を提出した。
坂田市長は「堤防が決壊すれば被害が甚大」と述べたが、
抗議文は「実際は約二百五十年間決壊していない」など
と問題視している。(田口貴一朗)


知事に建設中止要請社民党県連合 川辺川ダム 
「住民の意見尊重を」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080902-OYT8T00179.htm
 社民党県連合の森川生朗代表らが1日、9月県議会で
川辺川ダム計画への賛否を表明する蒲島知事に対し、
「球磨川水系の住民のほとんどが『ダムによらない治水』
を求めている」として、建設中止を決断するよう要請した。
 要請には、3月の知事選で蒲島知事を支援した県議会
会派「民主・県民クラブ」の平野みどり、西聖一両県議も
参加。
 担当職員に要請書を手渡し、前八代市長の中島隆利
副代表が「有識者会議の提言や国交省が示した流水型
(穴あき)ダムは環境問題の検証が不十分。知事は流域
住民の意見を最大限尊重して判断してほしい」と話した。
 熊本婦人有権者同盟(牛嶋武良子代表)も同日、
「コンクリートダムで自然を壊すことは将来に禍根を残す」
として、ダム中止の決断を求める要望書を知事あてに
提出した。


ダム中止決断を 社民党県連が知事に要請書
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20080902004.shtml
 社民党県連合は一日、川辺川ダム建設中止を決断する
よう求めた蒲島郁夫知事あての要請書を出した。
森川生朗代表ら七人が県庁を訪れ、
応対した川辺川ダム総合対策課、河川課に申し入れた。
 全国の一級河川で川辺川の水質が最良とされた点など
を挙げ、「清流にダムを造ることは自然破壊だけでなく、
せっかくの資源を失うことになる」と指摘。
森川代表らが「流域住民の多くがダムを望んでいない。
知事は民意を踏まえ、決断してほしい」と訴えた。
 同日は熊本婦人有権者同盟(牛嶋武良子代表)も
ダム中止を決断するよう、知事あての要望書を提出した。
(小多崇)


有識者会議座長が報告書を正式に提出
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000300809020001
  川辺川ダム建設について蒲島郁夫知事が設けた
有識者会議座長の金本良嗣・東大公共政策大学院長が
1日、東京都内で、川辺川ダム問題担当の県の上野信一
理事に最終の報告書を提出した。ダムの賛否については
容認をにじませつつも両論を併記。報告書の最終案でダム
を「合理的」としていた表現が、「最も有力」と書き換えられた。
  8月22日の最終会合では「抜本的な治水対策を講じる
場合、合理的な方法としてダムを用いた治水対策が行わ
れることについて一定の理解を示す」とした報告書案が示さ
れたが、委員から「ダムだけが合理的ではない」などの
反論があった。議論を受け、金本座長が「合理的な方法」の
部分を「最も有力な方法」と修正したが、容認気味の内容と
なっている点では変化がなかった。ただし「ダムを造らず
水害に対応する方法もあり得る」
とダムを建設しない可能性も明記した。

「治水の最有力選択肢」 有識者会議、県に最終報告書
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20080902001.shtml
 川辺川ダム問題を検証する県の第三者機関「有識者会議」
(座長・金本良嗣東京大公共政策大学院長)は一日、
蒲島郁夫知事への最終報告書を県に提出した。
同ダムを球磨川流域の抜本的な洪水対策(治水)の
最有力選択肢と位置付ける一方、建設には環境への
影響軽減を要望。八月の前回会議で示された報告書案
の部分修正にとどまり、洪水調節施設としてダム容認を
色濃く示した。
 主な修正は案でダムを「合理的な」選択肢とした部分を
「最も有力な」と差し替えた。金本座長は「合理的」が唯一
の手段と解釈され得るとし、「『最有力』は他の選択肢も
あるという意味。表現を若干和らげた」と説明した。
 環境面では案と同様に水量や土砂などが山から海へ
つながる「連続性」の保全を強調。ダムで遮断しない方策
を求めた。その策として前回示された流水ダム(穴あきダ
ム)は一部の指摘を受け消去。しかし「新たな手法の検討
に努める」との表現を残し、穴あきダムに含みを持たせた。
 会議が従来の論議の枠にとどまったとの指摘もあること
に対し、金本座長は「知事に考慮してもらいたい問題を
記した」と説明。また前回会合後に国土交通省も蒲島
知事に流水ダムを選択肢として示したこととの関連は、
「同省から事前に連絡はなかった」と否定した。
 報告書は、金本座長が東京の県東京事務所で上野
信一県理事に提出した。
(清田秀孝)


決断・川辺川ダム:有識者会議最終報告書 
方向性は打ち出せず /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080902ddlk43010555000c.html
 ◇「ダム容認色弱めた」
 川辺川ダム建設に関する最終報告書を1日、県に
提出した有識者会議の金本良嗣座長(東大公共政策
大学院長)は「一つの固まった方向性を打ち出すまで
には至らなかったがダムを造る場合、造らない場合の
両方で問題がいろいろあることを提示した。知事には、
それらを考慮してダムの是非を決めてほしい」と総括した。
 東京・千代田区にある県東京事務所で、金本座長が、
ダム問題担当の上野信一理事に報告書を手渡した。
 報道陣の取材に応じた金本座長は、8月22日に示さ
れた報告書原案からの変更点について「ダム容認色を
少し弱め、『流水(穴あき)ダム』のようなギラついた
言葉を削った。
ただ、治水の新しい技術が流水ダムであることは歴然
としている」と述べた。 その一方「ダムを造らずに、
住民がある程度の水害を許容して生きていく考え方も
あるという論点を、報告書案より少し明らかにした」とも
強調した。【笠井光俊】
==============
 ■最終報告書(有識者会議の意見)の主な修正点■
 【末尾に追加された表現】
 ▽「なお、現状でも、濁水の問題等環境に関するさまざまな
問題があり、ダムを造る、造らないにかかわらず、地域の大き
な課題となっている山林の管理等の問題について、十分に
検討し、対策を取っていくべきである」
 【修正された表現】
 ▽「抜本的な治水対策を講じる場合は、ダムによる治水対策が
合理的な選択肢」
 →「ダムによる治水対策が最も有力な選択肢」
 ▽「流水ダムなど新たな手法」
 →「新たな手法」
 ▽「有識者会議では十分に議論できなかった費用対効果」
 →「有識者会議で議論できなかった環境等を含む
  幅広い観点からの費用対効果」
 ▽「河床掘削等の方法を工夫して、ダムを造らずに
  水害に対応する方法もないではない」
 →「河道の整備や遊水機能の活用等の方法を工夫して、
ダムを造らずに水害に対応する方法もあり得る」

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